アメリカ直輸入。本場のグリルはここが違う！
休日、庭のグリルから肉や野菜を焼く香ばしい香りが漂う。その周りでは、家族や友人のにぎやかなおしゃべり。見上げれば青空、ああなんて気持ちいいんだろうーー。バーベキューの本場アメリカでは、こんな風景が日常のひとコマ。彼らはどうしてこんなに気軽にバーベキューを楽しむのでしょう。その秘密のひとつが、ガスグリルにあります。
決めてはLPガス！だから簡単、おいしい。
一発点火、火力コントロールも思いのまま！
炭火でバーベキューをする場合、「火をおこす」「火力を安定させ調整する」「火を始末する」というステップが大きなハードルになります。ガスグリルならこんな面倒は一切不要。使い勝手はキッチンのコンロと同じです。微妙な火加減の調節もつまみを操作するだけ、失敗がありません。後片付けも簡単です。アメリカで使われているアウトドアグリルの多くは、実はガスを熱源にしているのです。「バーベキューといえば炭火」の日本とは、そこが大きく違います。
炭火の魅力、遠赤外線効果はガスでも！
炭火の魅力はその遠赤外線効果にあります。肉の外側を素早く焼き上げてうま味を閉じ込め、同時に内部からも過熱。香りや風味を損なわず、短時間でおいしく焼き上げることができます。この遠赤外線効果をガスでも得られるプレートが各種販売されているのも、ガスコンロがおすすめできる理由です。セラミックや溶岩、岩塩などで作られたプレートをコンロに乗せるだけで、手軽に炭火の味わいをプラスできます。
自家製スモーク（燻製）を楽しもう！
ガスグリルにもさまざまなタイプがありますが、ぜひおすすめしたいのがフタの付いているタイプ。「蒸し焼き」ができるので、骨付き肉や分厚いステーキも中までしっかり火を通せます。フタがあればスモークチップを使って燻製を作ることもできます。燻製は、煙の臭いが気にならないアウトドアならではの調理法。ベーコン･ソーセージやスモークチキンにも挑戦してみましょう。
